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015

企業理念について考えるの巻

 

最初に断っておきます!

今日は写真の話は1mmもでてきません、

ごめんなさい〜。

今回のテーマは企業(経営)理念について。

(でも写真と経営の本質は似ている気がします)

 

さて私田村は、今月から取引銀行さん主催の

ビジネススクールに参加することにしました。

ビジネススクールと言っても、

MBAとか大層なものではなく

参加者25名ほど、全5回の小さなスクールです。

 

株式会社青春が法人化して3年、

弊社は決算月が8月ですので、

間もなく4期目に突入します。

 

乗り越えたい事業的課題があることと、

奈良県内の経営者とのネットワーク構築が

参加の主な動機です。

 

こういった会への参加は腰が重いのですが、

生徒さんに日々「インプットの大切さ」を

話しているので、自分でも実践してみることに(笑)

 

結論からいうと、とっても楽しかったです!

 

 

初回講座のテーマは「経営(企業)理念」でした。

 

法人化する際、最も時間をかけて考えたのが企業理念。

なぜなら、企業理念は会社の存在理由そのものだから。

 

株式会社青春はなんのために生まれ、生きているのか。

 

田村ヒロシという1個人の考え方ではなく、

法人(法律によって人格を付与された組織)として、

この社会においてどんな役割を果たすべきなのか。

 

経営戦略(勝つために何をやるのか)は手段に過ぎず、

企業理念なしに経営戦略は立てられない。

 

このブログでも何度かピックアップしている

面白法人カヤックCEOの柳澤さんが

企業理念マニアを自称されていて、私も影響され

設立当時は色々な会社の経営理念を調べました。

 

いくつかの企業理念をまとめてみました。

 

株式会社スープストックトーキョー

『世の中の体温を上げる』

 

株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)

『服を変え、常識を変え、世界を変えていく

 

株式会社ドン・キホーテー

『顧客最優先主義』

 

面白法人カヤック

『つくる人を増やす』

 

株式会社Schoo

『世の中から卒業をなくす』

 

株式会社バーグハンバーグバーグ

『がんばるぞ』

 

超一流企業からスタートアップ企業まで、

会社のキャラクターが簡潔に言語化されていて

めっちゃ面白いですね〜!

(個人的に大好きなのはバーグハンバーグバーグ)

 

ちなみに我が青春の経営理念は

『感動事業。人生にスポットライトを。』

でございます。

 

そういえば、昔のアイドルには

キャッチコピーがありましたよね!

 

・香港からきた真珠

・ワイルドな17歳

・和製リズム&ブルースの女王

 

誰だかわかりますか?

がっつり昭和世代の人はピンとくるはず。

 

正解は、上から

アグネスチャン、西城秀樹、和田アキ子です(笑)

 

これも一種の経営理念みたいなものですよね。

自分の存在意義、コンセプトを完結にまとめてる。

 

法人でなくても、個人事業主やフリーランス、

個人の方も、理念を掲げてみると

日々の行動指針が定まるかもしれませんね。

 

 

弊社は、上牧町に2007年にオープンした

カフェと写真の複合店「ナナツモリ」

からスタートしました。

 

現在は、飲食事業、写真コミュニケーション事業、

青春事業(企画、コンサルティング、デザイン)と、

少人数経営にも関わらず多角経営を行なっております。

 

「やらないことを決める」

やるべきことに経営資源(ヒトモノカネ)を集中する。

ビジネスの世界で鉄則の考え方です。

 

私の会社は、社員3名アルバイト8名の小さな組織です。

にも関わらず2つの拠点と3つの事業があります。

(青春事業を細分化するとさらにジャンルは増える)

 

経営戦略のセオリーから外れていますね。(笑)

現に、青春は事業規模としてまだまだ小さく、

正直回り道も多いので、

現時点で経営者としては赤点ですね。

 

ただ、一見ばらばらに見える事業ですが、

すべて軸となる企業理念は変わっていません。

 

人々の人生にスポットをあてた事業を展開したい。

 

その手段として、ナナツモリやMEMORIがあり、

写真教室やお菓子、デザインを提供しています。

 

事業化できなかったけど価値の高いもの、

もしくは様々な事情で継続できなかったもの、

そのひとつひとつの経験や繋がりが、

会社の財産となり、現在の仕事に活かされています。

(再び日の目を浴びる事業もあるかもしれません)

 

これらの点がひとつに繋がり面となりうる事業も、

近い将来生まれる予感もあります。

 

もちろん、まだまだ課題は多いのですが、

不思議と青春の未来には希望しかありません。

 

それは絶対的に信じられる企業理念があることと、

青春をつくる人々が魅力的であるからです。

 

企業理念を行動に変え習慣化し、

今一度理念に基づいて行動しなければ、

と襟を正すのでした。。。

 

 

諸先輩がたのみなみなさま、

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 

それではまた来週。