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卒展2020開催決定、タムラ的裏テーマは「まかせる」

卒展実行委員メンバーと陽楽の森にて

 

インフルエンザに負けました、

その影響で5日間、時間を止めてしまいました。

先週はおやすみして、すみません!

 

卒展2020の詳細が決まりました。

 

期間は3/19-29まで。

開催場所は2017、2018年と卒展を開催した

ナナツモリ近くの「陽楽の森」隣にある倉庫です。

 

ぜひ、スケジュールに入れておいてくださいね。

 

青春写真教室の卒展は普通の写真展とは、

ちょっと違います。

一言で例えるなら「文化祭的写真展」

 

卒展こそが青春写真教室の性格そのものだと思います。

生徒さんの卒展にかける情熱は、すんごいものがあります。

 

まず他の写真展と何が違うというと

「会場からつくる」こと。

 

ギャラリーを借りて展示するわけではなく、

会場からみんなで作り上げる。

 

2017年の卒展では生徒さんと共に、

使われていなかった倉庫をまるごと、

2ヶ月にわたってリノベしました。

 

倉庫を整理し、壁を立ち上げ、ペンキを塗り、

かっこいいギャラリーに。

 

そして、昨年は上牧町の空き家になっていた

200坪の豪邸と、天川村の廃校の2会場で開催しました。

 

どちらも生徒たちが力をあわせ作り上げた卒展です。

 

SOTSUTEN2017,2018

SOTSUTEN2019

卒展は仕組みも年々進化しています。

今年はさらに生徒さん主体の卒展を目指しています。

 

言うまでもなくこれまでの卒展も

純度100%生徒さんパワーで運営してきたのですが、

 

卒展の全体的なブランディングや企画、進行管理、

資金計画、設営などの卒展の骨組みやビジュアルに纏わる仕事は、

タムラと中級クラス講師の川本先生が担当していました。

 

でも、それが果たして本当によかったのか?

考えはじめました。

そのきっかけは、卒展実行委員ミーティングのあと

ファミレスでの川本先生との会話。

 

タムラ

「2、3年前までは卒展を見た勢いで『私も写真教室通う!』

という方がけっこう多く、卒展期間中の3月に

写真教室希望者が増えたのだけど、

最近それが減ってきた気がする。」

 

川本先生

「なるほど確かにそんな傾向がある気がします」

 

タムラ

「そういえば最近の卒展でよく言われる言葉がある。

それは『初心者とは思ないクオリティですね』

という言葉。当初はこの言葉を褒め言葉と思って

喜んでいたのだけど、どうもそれだけではない気がしてきた。

ナナツモリ2Fでやっていた頃の手作り感のある卒展の時の

『私もやってみたい!』から、

『私にはハードル高い』に変わったのかも。」

 

川本先生

「確かに。卒展は、会場構成・作品の質・展示方法も

完成度があがったと思います。

でも田村先生がアート的なアプローチで完成度をあげる

ことによって、手作りの親やすさが以前より

薄まったかもしれないですね。」

 

タムラ

「うん、それはあると思う。」

 

川本先生

「そうすると青春写真教室の本来のターゲット層から、

すこしずれてしまっているのかもしれませんね。

(バリバリの写真愛好家ではなく、

カメラにちょっと興味がある、一歩手前にいる普通の人たち。)

ここはひとつ、展示構成も生徒さんに

任せてみるのもありかもしれませんね。」

 

知らず知らずのうちに、

プレッシャーが働いてしまって、

「昨年よりいい卒展を作らなければ」

という思いは僕の中にあって、

写真展としてのクオリティに拘ったのはあると思う。

 

それが自由で手作りする風土を、

楽しむ余白を、

少しだけ狭めてしまっていたのかもしれない。

 

これからは、僕の手から

より一層生徒たちに卒展を渡していこう。

彼らが本当にやりたいことをやってほしい。

作品制作も、卒展運営も。

 

どんな形でもいい、13期生らしい卒展にしよう。

 

デザイナー、建築士、大工さん、企画屋さん、

アイデアマン、パワフルな人、優しい人、

細かいところを見れる人。

 

見渡すと、みな優秀で魅力的な人ばかり。

13期生のメンバーだからできるオリジナルな卒展。

 

卒展が13年かわらない基本コンセプト

「写真に興味がない人でも楽しめる卒展」

 

初心にかえって手作りでやってみよう。

 

(もちろん写真作品のチェックはバリバリ本気でやります)笑

ぼくからみなさんにお願いしたミッションはただ一つ。

 

期間中、例年の倍2000人のお客さんに来てもらおう!

これだけ(笑)

 

さっそく実行委員メンバーで、

先生のミッションをスルーするか、

目標にするかが議論されていて面白かった(笑)

 

そう数値目標はただの数字。

うんうん。

 

すでに、デザインを担当する生徒さんがDM案を考え、

建築士と大工さん(2人とも生徒さん)がタッグを組んで、

懸念されてた屋根の補修、会場設営を担当します。

(本日無事に修復完了しました!)

 

安全に、卒展を開催するために必要なこと。

屋根の一部がなくなっていますので補修します!

 

文化祭でいうところの、実行委員は生徒会役員。

実行委員長の西浦さんは生徒会長です。

 

ぼくは顧問の先生として、最終責任とフォローに周り、

必要なことをサポートする役割に徹して。

 

今年の卒展も、みなさまどうぞお楽しみに。

 

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青春写真教室14期生 申し込み受付スタート♩

 

写真教室14期生の募集要項の発表と

申し込み受付開始しました。

 

ここでも触れていたように、

今期から開催校を2〜3校増やし、

「サテライト校」をスタートすることになりました。

 

青春が経営する拠点(ナナツモリ/MEMORI)BASE校と、

場所を借りて運営するサテライト校を新設。

基本プログラムは同じですが、

それぞれの地域性や性格が出ると

面白いなと個人的には思っています。

 

サテライト校の特徴は、

それぞれの地域で活躍されている方に

スペースの提供をいただくこと。

 

岡山校はpieni..のhidemiさん、

高松校は北浜アリーでumieを運営する

D.N.Aの柳沢さんと川合さん。

 

スペシャルな方々にご協力をいただきながら

まずは高松校、岡山校からスタートしていきます。

 

よければご覧くださいませ。

 

青春写真教室website