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027

第6回 フォトカップ『海賊編』 レポート

 

ブログを一週飛ばしてしまいました、ごめんなさい!

 

さて今日のブログは、

先週土曜日に開催した秋の写真教室のイベント

「フォトカップ 」のレポートをお届けします。

 

〈フォトカップって何??

 

 

ローカル駅×写真×RPGの要素を取り入れた

チーム対抗の写真交流、地域発見の写真甲子園的イベント。

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①5人〜6人チームをつくる(今年は10チーム)

②くじで引いた担当駅まで移動

③指令書の指示に従いながら各チーム撮影📷

④目標は20Pの写真集を作ること

⑤ナナツモリに戻り、各チームのプレゼン

⑥投票、チャンピオンチームの決定🏆

⑦優勝チームには素敵な商品が

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指令書の指示に従いながら進めていくのだ!

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〈テーマは海賊編

毎年、フォトカップ はテーマがあります。

過去のテーマだと、「総選挙編」「宇宙人の侵略編」など。

 

今年は「海賊編」(ワンピース的な)です。

 

このテーマに基づいて、重要な役どころを毎年

くが先生が勤めていただいてます。

衆議院議員 川本くがざぶろう先生

ピンぼけ海賊団船長 大海賊キャプテンクッガ

この設定は、指令書や優勝商品などに多少影響があります。

(ちなみに総選挙編の時は、歴代総理大臣湯のみでした)

 

まずは、毎年この完成度の低い設定に、

文句も言わずつきあってくれるくが先生と

乗っかってくれる優しい生徒さんたちに感謝して。

 

〈10:00〜ルール説明(チーム編成)→担当駅発表→作戦会議

今年は、JR王寺駅(奈良)近くの地域交流センターを借り、

ルール発表や作戦立案を、すべてこの部屋で行いました。

 

ルール説明やフォトカップ の目的、過去の作品例などを

冒頭で説明してゆきます。

 

雨の予報だったので、今年は担当駅に雨よけができる

メジャー駅5駅に絞り、全10チームが振り分けられました。

 

今年の担当駅は

近鉄生駒駅、奈良駅、大和郡山駅、高田駅、法隆寺駅。

それぞれ駅の特徴、カラーもあるので、

地域性も、戦略や作品に影響があります。

 

そういう意味では担当駅のくじはけっこう重要。

神戸組や他府県から参加の担当駅のイメージが湧かないから

リアクションしにくそう笑

 

担当駅が決まったら下の動画が流れました。

 

 

ボリュームMAXでも音声がほとんど聞きとれず、

内容もよくなく、これはすべりました。

 

くが先生、台本どおり読んでくれたのにごめんね。

 

次回への反省を込めて晒します、

こちらもごめんねくが先生。

 

〈10:45〜いざ出陣、チームワークが命運を握るのだ!

 

 

ここからいよいよチームに別れて行動します。

今回は全10チームがお宝目指して戦います。

 

各チーム、中級クラス・セカンドコースの経験者、

神戸校・奈良校バランスよく配置、

はじめましての顔合わせも多いですが

フォトカップ を勝ち抜くためにはチームワークが重要となります。

 

いってらっしゃい!

 

〈11:30〜各チーム、担当駅へ移動して撮影開始

生駒駅「kiiro海賊団」は地域密着スタイル、地元の方も快くインタビューと撮影に応じていただきました。

高田駅「パイレーツ・オブ・レンゾー」は地元商店街のお菓子屋さんとクイズコミュニケーション♩

法隆寺駅「Hoh!龍」チーム。溝に入ってすごい体制で撮影中、はて何を撮ってるのでしょうか?

<12:00〜お邪魔虫な指令書

 

各チーム作戦に基づき撮影開始です。

 

地元住民に積極的にアプローチするチーム、

ストーリーを組み立て進めるチームなど色々。

 

指令書の指示に従いながら、作品を仕上げていきます。

決まった時間に指令書をオープンしなければなりません!

指令書に何が書かれているのか…

指令その1

各海賊団、スマホで集合写真を撮ります。

「ただでさえ作品制作しなあかんのに、

企画チームは何を考えてるんだ?」

と文句も言うことなく、写真を送ってくれる海賊団たち。

初めて出会ったメンバーなはずなのに、

どのチームもいい感じ。

指令その2

さらにキャプテンクッガからの邪魔が入ります。

「スマホフォルダから肉の写真を探して送れ」

という謎の指示にも各チーム対応してくれます。

〈15:30〜写真集編集、仕上げ

 

運営チームの妨害にもめげず、

撮影を頑張った生徒さんたち。

いよいと写真集の編集作業にとりかかります。

 

コンビニのカラーコピーで印刷してきた写真。

ページ構成、編集をチームみんなで考えます。

 

この作業がめっちゃ難しい!

一人でやる方が簡単なんですよね。

 

いろんな意見や思いを集約して1冊に仕上げるから

各チーム船長がマネージメントしてくれた。

 

撮影したカラーコピーの写真を並べて構成を考えます。

一人で作品を作るのとは違い、チームで方向性を決めることがまた難しい!

みなさん真剣そのもの、田村の声は聞こえていません笑

 

〈17:30〜チームプレゼン

 

写真集が完成したら、いよいよ各チームプレゼン大会です。

 

ここでのプレゼンの印象も投票に影響があるので、

演劇風にしてみたり、「想い」を熱く語ったり。

趣向を凝らしたプレゼンをするチームも。

MA-NYAN海賊団のプレゼン。トップバッターで緊張したけど、美しいストーリー展開で完成度も高い。

熱のこもったプレゼンに聞き入るみなさん。

チーム「アン・ボニー」は心温まるプレゼン、胸に響きました。

大爆笑をかっさらったプレゼンはミケ海賊団。西浦くん、フリップ芸をありがとう。

会場全体がひとつになっていく。

Hoh!龍チームは、こぼれ話も光ってた^^

 

〈18:30 審査/投票

 

プレゼンが終わったら、いよいよ投票。

 

1位〜3位まで、自チーム以外のチームへ投票します。

1位5pt、2位3pt、3位1ptで集計します。

 

十分に審査する時間が足りなかったけど、

プレゼンを参考に投票作品を決めていきます。

 

最後は、田村とくが先生、OBも投票に加わります。

 

〈19:00 結果発表〜

 

集計が終わりました。

いよいよ、緊張の結果発表です!!

まずは、第3位の発表です。

第3位は、、、、

第3位はJR奈良担当の「タピオカの一味」ユニークでかわいいプレゼンが印象的でした!

商品は、キャプテン・クッガことくが先生によるWS参加券!

続いて、第2位の発表です。

ドコドコドコドコドン!!

第2位のチームは、、、

第2位は大和郡山駅担当、MA-NYANチーム。高いクオリティとストーリーが評価されました。

第2位は神戸ツアー&田村がみなさんのポートレート撮ります券!副賞はスナックピンぼけビールグラスです。

そしてそして。

 

いよいよフォトカップ 優勝チームの発表です。

キャプテン・クッガが残した財宝を手に入れるチームは??

 

昨夜、スタッフたちが作ったダンボールで作った

宝箱の中から、キャプテン・クッガが優勝作品を取り出します。

(アシスタントはOBのKuboっち)

優勝チームは、、、、

世界中の財宝を独り占めできる海賊団は、、、、

 

 

 

 

 

大和郡山駅担当「柳四丁目」海賊団だ!!!!

受賞が決まった瞬間のリーダーのガッツポーズ

唯一の男性メンバーナガクラさんを主役に、記憶喪失の男の人生の話。主演男優賞ものの演技でした。おめでとう!

賞状と、副賞のまーちゃん(オオサンショウウオ)贈呈。

優勝チームには田村が日帰り弾丸豊島ツアー、交通費もろもろ田村が持ちます賞です。

〈生徒さんの言葉

 

印象的だった法隆寺駅を担当した

「アン・ボニー」チームのプレゼン。

 

このチームは「航海」→「後悔」をテーマに

町の人々に「後悔したことありますか?」と

インタビューしてゆきました。

 

すると、住民はみなさん

「後悔なんてないよ、今を感謝して楽しく生きている」

と答え、笑ったそうです。

 

そして、アン・ボニーと一緒に

協力してくれた地域のみなさんと集合写真を撮り

作品におさめました。

 

ありきたりな集合写真かもしれないけど、

「写真の本質は集合写真にあるかもしれない」

「集合写真を撮ることで、写真を残す意味を感じられた」

と彼女たちは言った、その通りだと思う。

カメラをきっかけに、この街や地域に住む人々を

知り、好きになる。また訪れたいと思うこと。

 

そして、チームワークと絆。

 

フォトカップ の真髄、

フォトコミュニケーションの力。

 

生徒さんからそんな話が聞けて本当によかった。

 

〈最後に

最後は先生らしく全体の作品の感想を。

 

最初の作品例の影響もあるかもしれませんが、

生徒さん参加のストーリー型の作品が多く、

もっと多様性があってもよかったかと思う。

 

王道の、地域住民の素敵なポートレート集とか

型に沿った作品や、概念を入れ込んだ作品とか。

 

でも、限られた時間の中で、

またチームで作品を作るという難しいテーマを

見事やりきった生徒さんたちはやっぱりすごい!

 

運営上の改善点としては

スケジュール審査の時間が短くなってしまうことや、

プレゼン時に写真を大きく見せるシステムとか、

見直さないといけないところもたくさん。

 

ブラッシュアップしてまた来年、質を高めていきます。

 

最後に、今回フォトカップ のナナツモリでの

記録写真を撮影してくれたのは、OBの山口さん。

 

OBがこういう形で現役生を支えてくれる姿にも

感動を覚えました。

 

OBやくが先生はもちろん、

全力で遊んでくれた生徒のみなさん、

また撮影に協力してくださり被写体を引き受けてくれた

みなさま、本当にありがとうございました。

 

来年はまた進化したフォトカップ を企画できるように

準備してまいります!

 

今回作成した作品たちは、11月2日のスナックピンぼけで

お披露目しますので、ぜひ見に来てください。