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022

追悼 ロバート・フランク

 

巨星墜つ。

 

伝説の写真家、ロバート・フランクが逝去されました。

 

スナップショットという新境地を切り開き、

あの森山大道も影響を受けたと語る、

20世紀を代表する大写真家です。

 

1924年、スイスで生まれアメリカへ移住。

全米を旅しながら、格差社会や大衆の倦怠感、

移民の目に映るリアルなアメリカを撮影した

「the Americans」は多くの写真学生にとって、

教科書のような写真集です。

 

スナップショットを信条とする僕にとっても

特別な一冊であることは言うまでもなく。

写真に迷ったとき、必ずこの写真集を手に取ります。

 

ロバート・フランクを知らない方は、

この映画の予告編だけでもぜひ見てください。

 

『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』

 

山梨県の清里フォトアートミュージアムにて、

ロバート・フランクの大規模展

「もう一度、写真の話をしないか」

が現在開催中です。

 

この企画展は、清里フォトアートミュージアムの

館長さんからも開催前から伺っていて、

本当は生徒さんを連れてバス遠足の予定だったのですが、

タイミングがあわずに断念しました。

 

まさかこのタイミングでお亡くなりになるなんて…

 

9/23までと、間も無く終わってしまうのですが、

この期間に山梨まで駆けつけられる方はぜひ。

 

目に焼き付けてきてください。

 

「もう一度、写真の話をしないか」