追悼 ロバート・フランク
巨星墜つ。
伝説の写真家、ロバート・フランクが逝去されました。
スナップショットという新境地を切り開き、
あの森山大道も影響を受けたと語る、
20世紀を代表する大写真家です。
1924年、スイスで生まれアメリカへ移住。
全米を旅しながら、格差社会や大衆の倦怠感、
移民の目に映るリアルなアメリカを撮影した
「the Americans」は多くの写真学生にとって、
教科書のような写真集です。
スナップショットを信条とする僕にとっても
特別な一冊であることは言うまでもなく。
写真に迷ったとき、必ずこの写真集を手に取ります。
ロバート・フランクを知らない方は、
この映画の予告編だけでもぜひ見てください。
山梨県の清里フォトアートミュージアムにて、
ロバート・フランクの大規模展
「もう一度、写真の話をしないか」
が現在開催中です。
この企画展は、清里フォトアートミュージアムの
館長さんからも開催前から伺っていて、
本当は生徒さんを連れてバス遠足の予定だったのですが、
タイミングがあわずに断念しました。
まさかこのタイミングでお亡くなりになるなんて…
9/23までと、間も無く終わってしまうのですが、
この期間に山梨まで駆けつけられる方はぜひ。
目に焼き付けてきてください。